転職経験者が語る、転職のメリット・デメリット に続き、今回は私月風みゆ流の、ブラック企業の見抜き方をお伝えします!
私はアルバイトも含めると4回程度、転職をしています。
残念ながら、当時の私はブラック企業を見抜けなかったため・・・様々なハラスメントが横行する会社にも入社したことがあります。。
私の苦い経験から、ブラック企業を見抜く方法をお伝えしますね♪
ブラック企業とは?
就職したくない企業の第一位は、「ブラック企業」だと思います。
ブラック企業に就職してしまうと、会社に使い潰されて、その後の人生も狂ってしまうこともあります。。
とはいえ、企業は営利団体、つまりは利益を生み出すことが一番の目的なので、利益を得るためには多少厳しいこともあります。
繁忙期はやはり残業が増えるし、休日を返上して仕事をしないといけない場合もあります。
企業の業績が良くなければ給料は上がらないし、業界自体が縮小している場合だと、そもそも基本給も低くて、ボーナスなんてなかったりもします。
でも、その厳しさが度を越している場合は「ブラック企業」と言えます。まず、私の考えるブラック企業の定義を書いていきますね。
- 会社がコンプライアンス(法律など)を守る気がない。
- 様々なハラスメントが横行している。
- 常に長時間労働。残業時間が月60時間以上。
- しかも、残業代が支払われない。
- 給料が安すぎる。最低賃金を下回る。
- 有給が取れない。
これはもう・・・単純に、法律違反とも言えます。
労働者は本来、労働基準法に守られているのですが・・・労働者の立場は弱いため、ブラック企業に立ち向かうのはカナリ難しいと思います。
そのため、就職前にブラック企業かどうかを見抜く必要があります!
ブラック企業の見抜き方は?
それでは、お待たせしました。月風みゆ流の「ブラック企業の見抜き方」をお伝えします!
1.求人票の「ブラック臭ワード」に気を付ける
まず、求人票の「ブラック臭ワード」を見抜くことが大事です。
月風みゆ流では、
「やりがいがある」「やる気のある人募集」「アットホームな職場」「初心者歓迎」「少数精鋭」
という言葉は、ブラック臭ワードと考えます。
ブラック企業は、「やりがい」「やる気」という精神論で、賃金の低さや長時間労働、ハラスメントを隠そうとします。
これは、「やる気(やりがい)があるなら、他はいらないでしょ?」という考えからです。
また、「アットホームな職場」「初心者歓迎」「少数精鋭」が危険なのは、
アットホームな職場→みんな仲良くしなければならない→自分勝手な休みは許さない→有給取得ができない可能性
初心者歓迎→誰でもいいけど、文句を言わず働いてくれないと困る→パワハラがある可能性
少数精鋭→そもそも人手が足りていない職場→常に激務の可能性
とも言い換えられるからです。
2.求人票がいつも出ている場合は危険
企業が人を雇うのは、人手が足りないからです。
人手が足りない理由は、例えば「業績がとてもよくなったから」「新規事業をはじめるから」といった良い理由もありますが・・・
「雇っても雇っても、定着しないから常に人手不足」という場合もあります。
つまり、いつ見ても求人票がある企業は、常に人手が足りない職場=退職者が多い職場である、ということです。
そして、退職者が多い理由は、何かしら職場に問題があるから、です。
3.勤続年数が5年以内、アラサーが少ない職場は危険
勤続年数も大事なポイントになります。
長く働く人が多い=働きやすい会社、だからです。
私は一度、勤続年数が2年未満の会社にいたことがありますが、その会社では様々なハラスメントが横行していました。私もすぐ辞めましたが・・・
また、職場にアラサーが少ない場合も危険です。
アラサー世代は、新卒から入社していれば、5~10年その会社で働いています。いわゆる、中堅クラスになる世代です。
中堅クラスは、これからの会社を支えるリーダーとして育てられている最中の方々とも言えます。
そんな中堅クラスが出て行ってしまう会社。それは、会社に将来性がないか、職場に何かしらの問題がある会社だからです。。
勤続年数は、なかなか求人票からはわからないので、転職エージェントに聞くのがオススメですよ◎
4.ネットの口コミは結構参考になる
転職エージェントとうまく付き合う方法 にも少し書きましたが、ネットの口コミは結構参考になります。
もちろん、すべてが正しい訳でもないですが、参考程度には使えます。
私は一度、酷いセクハラを受けた会社のことを正直に書いて投稿したのですが・・・とってもマイルドな表現になっていたり、掲載されていないこともありました。
そんな中で、投稿の内容に「パワハラがある」「残業代が出ない」といった言葉があるとしたら、、それなりの信ぴょう性があると考えても良いと思います。
口コミのサイトとして有名なのは「転職会議」なので、一度登録してみてもいいかもしれません◎
自分にとっての「ブラック企業」は避けよう!
ここまで、ブラック企業の見抜き方を書いてきましたが、
激務でも給料が高ければいい、とか、少々ハラスメントがあっても、この仕事をしたい!という基準もあると思います。
自分にとっての「ブラック企業」の基準を決めて、納得のいく就職をしてください!