医療事務から一般事務へ転職して感じたこと

こんにちは、月風みゆです◎

今回は私が医療事務から一般事務へ転職した時に感じたことを書いていきます。

医療事務と一般事務は考え方が違うんだ…と感じた経験なので、面接にも使えるネタになると思います♪

医療事務と一般事務 3つの考え方の違い

私は転職した時に、医療事務と一般事務では、仕事に対する考え方が結構違うんだなと感じました。

どちらが良い悪いという話ではないですが、私が感じたことを書いていきますね。

①売上に対する考え方

一番大きな違いはこれだと思います。

医療事務が勤務する病院は、程度の差はあっても、基本的に患者さんが、いわば勝手に来てくれます。

病院も差別化を図り、患者さんが病院を選ぶ時代にはなってきていますが、基本的に患者さんは来てくれます。病気になったら病院へ、という仕組みが出来上がっているからです。

そのため、病院では「いかに患者さんを獲得するか」ということ以上に、「いかにこの病院のスタッフが優れているか、病気が治るか」「いかにスタッフが優しく親身になってくれるか」が重要になります。

つまり、医療関係者が一番大事にすべきことは、自分自身のスキルアップと患者さんに対する優しい思いです。

病院の売上は、自分のスキルを高めていくことで確実に増えていきます。良い医療関係者がいる病院へ、患者さんは集まってくるからです。

一方で、一般事務の勤務する民間企業は、基本的にお客さんが勝手に来てくれることはありません。

この会社は他の会社とは違い、〇〇が優れています!△△がお得です! のように、お客さんに対して様々なアピールをしないと、お客さんは来てくれません。

また、売上がなければ(業績が上がらなければ)、お給料はもらえません。これは医療事務でも同じですが、その感覚がとてもシビアです。

そのため、一般事務では「いかにミスなくスムーズに、効率的に仕事ができるか」「いかに会社の優れている点をアピールできるか」が重要になります。

民間企業の売上は、優れたサービスを提供できるように自身のスキルを高めていくこと&そのサービスを上手くアピールできること で増えていきます。現在のトレンドなどの状況も大切になるため、自分のスキルが高いから必ず売れる訳ではないからです。

②効率・コストに対する考え方

病院でも、もちろん効率化は大事にされますが、一般企業では病院以上に効率に対して敏感です。

なぜなら、効率的でなければ、様々なコストがかかり、サービスの価格が上がってしまうからです。サービスの価格が上がると、お客さんの獲得が難しくなってしまいます。

そのため、時間や経費、業務効率などがとても重要視されます。

病院では、患者さんにとって必要であれば時間がかかるのも、コスト(治療費)がかかるのも仕方ない部分はある、という感覚もあったりしますが、

一般企業ではお客さんのためにも、短時間でコストは限りなく少なくすべきという考え方が強くあります。


③人脈に対する考え方

医療事務として勤務していると、外部の企業さんなどとのつながりや商談などは少ないと思います。役所や福祉施設などとつながりはあっても、どちらかというと、協力関係に近いと思います。

また、医薬品メーカーや医療機器メーカーなどと商談をしても、どちらかというと病院側が「選ぶ」という立場であると思います。

一般企業では、社外の方すべてがお客さんとも言えるため、人脈をとても大事に考えています。

外部の方が会社へ訪問されれば、お茶やコーヒーを出してもてなしたり。他の会社の〇〇記念の式典や、政治家のパーティーへ参加することもあったり。お客さんに「選ばれる」ためにも、人脈作りをとても大事にしています。

医療事務から一般事務へ転職して感じたこと

上にも書いたように、医療事務(病院)と一般事務(一般企業)には、3つの考え方の違いを感じました。

そのため、私が一般事務になった時、

「すごく儲けることに必死になってるな・・・」「病院と違い、優しさより厳しさを感じるな・・・」と感じました。

でもこれが、一般企業にしてみれば、あたり前の感覚なんです。

一般事務や一般企業の面接を受ける時には、

①売上に対する考え方

②コスト意識

③人脈

に対しての考えを伝えると、良いかもしれません♪

医療事務から一般事務へ転職するには? では、一般事務へ転職するための方法について書いています◎

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