医療事務の仕事①~医療事務はどんな仕事をしてるの?~ では、医療事務の仕事内容をざっくりとお話ししましたが、
医療事務のやりがいとは?どんなことにやりがいを感じるの?という疑問に対して、
元★医療事務員のみゆの経験も含めて、書いていきます♪
医療事務には、どんなやりがいがあるのでしょうか・・・?
医療事務のやりがい!
医療事務の仕事は、医療事務の仕事①~医療事務はどんな仕事をしてるの?~ にも書いたように、大きく分けると、
◆患者さんや医師と関わる仕事
◆会計や請求に関わる仕事
◆病院の方向性を考える仕事
の3つに分かれます。
このそれぞれについて、やりがいがあります☆
患者さんや医師と関わる仕事でのやりがい
人と関わる仕事でのやりがいは、やはり感謝してもらえることです!
長く通院している患者さんに名前を覚えてもらえたり、「いつもありがとう」と言ってもらえたり。
多くの医師や看護師が苦手とする、会計やお金の話を患者さんに伝えて、スタッフから感謝されたり。
退院する患者さんが、嬉しそうに「お世話になりました」と言ってくれたり。
事務員という業種の中で、感謝のことばを直接いただけるのは、医療事務の特徴ともいえます。
直接言ってもらえる「ありがとう」は、やりがいの一つです♪
会計や請求に関わる仕事でのやりがい
医療事務では、会計や請求の仕事 = レセプト請求(診療報酬請求)の仕事 と言い換えても、ほとんど問題ないです。
レセプト請求とは、医療費を診療報酬に基づいて保険者へ請求する業務です。
(病院はどこからお金を得てるの? でも触れています)
診療報酬を正確に請求するためには、医療の知識や病気・薬などの知識が必要になります。
そういった医療知識を勉強して、どんどん成長している!と思えるのも、やりがいのひとつです♪
レセプト請求をしていると、病気がどんな合併症を併発するのか、など、なんとなく治療や病気の知識を得ることもできます。
※ただし、医療事務は医師ではないため、病気の診断などはできませんが。。
ちなみに、私はレセプト業務が好きでした。カルテを読み込み、勉強した知識を活かして、治療行為を正確に診療報酬に変えていく、
という業務が、推理小説を読み解くような気分で楽しかったです☆
病院の方向性を考える仕事でのやりがい
病院の方向性を考える仕事では、医療事務だからこそ考えていける経営戦略があります。
医療業界には、一般企業ではあまりないような、制度が2年毎に変わる「診療報酬改定」といった制度改正があります。
2年に1度、診療報酬という「医療費のネダン」が変わるため、経営を考えるのはとても難しいと思います。
とても変化が多い業界で、今後の日本を支えていけるように、病院の健全な経営を考えていくことは、大変ですが、とてもやりがいのある仕事のはずですよ♪
病院はどこからお金を得てるの? では、病院のお金の流れを書いています。経営に興味がある方は読んでみてください◎
医療事務になりたい人へのアドバイス
医療事務のやりがいは、どの場所で働くかによって全然ちがいます。
一言で「医療事務」といっても、仕事は多種多様なものです。受付にいる医療事務、会計をする医療事務、医師のサポートをする医療事務・・・
医療事務の中でも、どんな仕事をしたいか、誰をメインにサポートする事務員でいたいのか、をイメージするのが大切です。
医療事務になるのに資格はなくても大丈夫ですが、医療事務の資格の勉強をしていると、イメージがつきやすいですよ♪
未経験から医療事務を目指すなら、一度医療事務の講座を受けてみるのもオススメです◎