円満退職をするための、3つの心構えと、5つの方法

転職先が決まって辞める時や、転職活動をするために仕事を辞める時など、今の職場を退職する意思を伝えるのは、すごく緊張しますよね・・・。

私も、いつどう退職を伝えればいいのか、どうすれば円満退職が出来るのか、とても不安でした。

でも、不安いっぱいだった私でも、ありがたいことに転職後も元同僚と仲良くしています。

円満退職するための方法を書いていきますね!

なぜ円満退職した方がいいの?

退職は円満とよく言われますが、なぜ円満退職がいいのかというと、意外と世の中は狭いからです。

私は病院を辞めた後でも、割と病院と関わりがあったりします。

例えば、取引先のご家族が私の勤めていた病院にいる、上司が入院したことがある、などなど。。

私もビックリしましたが、意外と世の中って狭いんです。いろんなところで、人と人はつながっているんです。

そんな時に、「すごく迷惑をかけて辞めた人がいる」とウワサを流されたり、足を引っ張られたりしたら、困りますよね。

不平不満を言いまくって辞めたり、職場に多大な迷惑をかけて辞めるようなことは、結果的に自分の首を絞めることになります。

なので、出来る限り円満退職をする方がいいです。その後も仲良くできたりしますし♪

転職・退職は基本的に会社への「裏切り行為」

円満退職をする方法!と書きながら、真逆のことを言いますが・・・

あえて厳しい言い方をすると、

転職・退職というのは、たとえどんな理由があっても、基本的には会社・同僚への「裏切り行為」、つまり退職者は「悪者」になります。

理由は2つあります。

 ・退職者のやっていた仕事が、辞めずに残る人たちの負担になるから

 ・会社の計画している人事計画に穴が開くから

これはもう、残念ながら100パーセントそうなります。。

でも、たとえ裏切り行為となるにしても、なるべく円満に退職する方法はあります!

円満退職をするための3つの心構え

円満退職をするための心構えは、

  1. 「裏切り行為」になるから、嫌われたり文句を言われても仕方ないと覚悟する
  2. 退職の理由に、職場への不平不満は言わない
  3. 退職日が決まっても、最後まで手を抜かずに仕事をやり切る

の3つです。

先ほども書きましたが、職場に残る人たちにとって、退職は「裏切り行為」になります。

たとえ、結婚や出産というおめでたい退職だとしても、職場から一人いなくなれば、残る人に必ず負担が増えてしまいます。

退職する側は、将来への希望を持つことができますが、、

残る人たちは、どうしても「今後自分は大変になる」と絶望感を感じてしまいます。

そのため、「嫌われても、文句を言われても仕方ない。でも、辞めるまでの間は一生懸命に仕事をしよう!!」と覚悟することが、一番大切になります。

逆に言えば、一度退職を口にした場合、もう後には引き返せなくなる可能性が非常に高いとも言えます。

退職の相談をする場合には、本当に退職するのか、を再度考えた方がいいですよ。

「転職したい!」と思った時に考えたいこと

円満退職をする5つの方法

円満退職をするための心構えをもった上で、実際に円満退職をする方法を書いていきますね♪

  1. 退職願を書く
  2. 1~2ヶ月前に、直属の上司に退職の相談をし、退職願を渡す
  3. 退職日が決まったら、退職届を出す
  4. 上司のOKが出るまで、退職の話は同僚にしない
  5. 退職すると決まっても、最後まで一生懸命仕事をする

このつ5を順にやっていけば、余程でない限り円満退職となります。

1.退職願を書く

退職願は、退職をする意思を書いたものです。白い便箋に書き、封筒入れておきます。

退職願の書き方は、また別の記事に詳しく書きますね♪

退職願には自分の希望する退職日を書きますが、あくまでも希望日なので、退職日を決めるためには、直属の上司と相談していきます。

また、社内のルール(退職日の〇日前に申し出ること、など)にも従う必要があります。

2.直属の上司と退職の相談をする

退職の相談は、直属の上司と行います。

余程の理由がない限り、必ず直属の上司としてくださいね。上司のメンツをつぶすことになるので・・・。

退職の相談とは書きましたが、あくまでも、「〇〇の理由で、▲▲日で退職をしたいと思っています」という報告をします。

「退職しようと思ってるんです・・・」だけだと、「部署を変えたら残ってくれるのか?」などと、退職の引き止め交渉が長引いてしまいます。

転職先が決まった、やりたいことが出来た、などの、しっかりとした理由を言いましょう◎

3.退職日が決まったら、退職届を出す

上司と相談して退職日が決まったら、退職届を出します。

退職届は、「▲▲日で退職します」という書類です。会社の規定書式がある場合もあるので、上司の指示に従いましょう。

4.上司のOKが出るで、退職の話はしない

上司が話してもいいと言うまでは、職場で退職することは言わない方がいいです。

「退職するなら、いじめてやる!」なんて思われたり、職場の雰囲気が悪くなるからです。

どうしても言いたい人には、こっそりと伝えていきましょう◎

5.最後まで一生懸命仕事をする

これが一番大事ですが、「退職するからテキトーでいいや」なんて思わず、最後まで一生懸命仕事をしましょう!

そして、もし出来るなら、職場にとってメリットのあるものを残していくと良いです◎

私は精算のマニュアルを(引き継ぎも兼ねて)残していきました。元同僚に聞いた話ですが、このマニュアル、結構役に立ってるようです。

最後まで仕事をやり切ると、自分の自信にもなりますし、職場の人からも好印象を持たれたまま退職ができますよ。

円満退職はそんなに難しくない!

ここまで、円満退職の心構えと方法を書きましたが、実は円満退職はそんなに難しくありません。

職場に残る人たちのことを思いやり、しっかりと仕事をして辞めればいいだけなんです。

とはいえ、そもそも辞めさせてくれない、パワハラが怖いなどのブラック企業だったりするなら、退職代行サービスに相談してみても良いかもしれません。

退職代行サービスには、退職代行アルマジロや、弁護士による退職代行サービスの汐留パートナーズ法律事務所などがあります。

無料相談もできるようなので、困った時は相談してみてくださいね。

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