退職後にやること〜①保険証の手続き〜

こんにちは、月風みゆです◎

転職をする時に、面接の時間がなかなか取れないから退職後に転職活動をする場合や、退職して少しゆっくりしてから転職したい場合もあると思います。

無職になった時、何をしたらいいのか?について書いてきます。

まず、はじめに、保険証の手続き について書いていきます。

退職後は何の手続きが必要なの?

退職後に必要な手続きは、大きく3つあります。

①保険証の手続きをする

②ハローワークで求職者給付(失業保険)の手続きをする

③国民年金の手続きをする

退職したことない場合、何をすればよくいいかわからないと思いますので、詳しく書いていきますね◎

※私は保険証の手続きでバタバタしました。

その経験から、スムーズに手続きが出来るよう書いていきます!

退職後に加入出来る保険とは?

退職後に加入出来る保険は、

①会社に勤めていた時の保険に、任意継続として加入する

国民健康保険(国保)に加入する

の2つがあります。

任意継続とは、退職後も引続いて会社で入っていた保険に加入する制度です。

任意継続制度とは?

何で病院を受診する時は、保険証が必要なの?

どちらの保険証を使うかは、自分で選択出来ます。

ただし、保険料は全額自分で支払う必要があります。

会社に勤めている時は、会社が半額を払ってくれていたので、必然的に保険料は上がります。そして、結構高いです。。

そのため、任意継続と国保、どちらの保険料が安いのか?を調べてから加入する保険を決めるのがオススメです。

①任意継続をした場合の保険料を聞く

任意継続の保険料を聞くには、加入していた保険者に聞く必要があります。

また、保険者の種類によって聞く場所が変わります。

保険者の種類は、下記の図で赤いマーカーをしている部分で判断します。

保険者番号の上2桁が保険者となります。

・会社が健康保険組合を持っている場合

(保険証の保険者番号 上2桁が「06」で始まる場合)

→会社の健康保険組合に確認する

保険証の下の方に、「○○健康組合」という名前があるかと思います。その健康組合に聞いてください。

・協会けんぽの場合

(保険証の保険者番号 上2桁が「01」で始まる場合)

今住んでいる都道府県の協会けんぽに確認する

本社が東京で、今住んでいるのが大阪の場合、保険証の下に「全国健康保険協会 東京支部」と書かれていても、全国健康保険組合 大阪支部に確認してください。

保険料は都道府県ごとに、所得に応じて決まっています。

「任意継続をしたいのですが、保険料を教えてください」と聞けば、教えてくれると思います。その時、保険証の原本、またはコピーを持っているとスムーズです

(保険証を既に会社に返してる場合でも、名前と生年月日などから教えてもらえますので、安心してください)



 ②市役所に国保の保険料を聞く

任意継続をした場合の保険料を聞いた後は、市役所に行って、国保の保険料を聞きましょう!

市役所の保険を扱う窓口で、「仕事を辞めたので、国保に入ろうと思っています。保険料を教えてください」と聞けば教えてくれます。

国保の保険料は、「自己都合退職」か「会社都合退職」かで保険料が変わってきます。

会社都合退職の場合、保険料が30/100に減額されます

自己都合か会社都合かを判断するのはハローワークなので、自己都合での退職であると言い切れない場合は先にハローワークに確認してください。

自己都合の退職の例:

「一身上の都合」で退職した場合(退職後に転職活動をしようと思って退職したなど)

「契約期間満了」で退職した場合

会社都合の退職の例:

会社が倒産した、急に解雇となった、セクハラなどの問題があった など

※会社都合かどうかわからない場合は、ハローワークに確認してください。

③保険料の安い方を選ぶ

任意継続、国保の保険料を確認したら、保険料が安い方を選んで加入しましょう。

ただし、任意継続は保険証の資格喪失後、20日以内に手続きをする必要があります。1日でも遅れると、任意継続の手続きが出来ません。

また、国保に加入するには「資格喪失届」という、保険証の資格がないことを証明する書類が必要になります。国保に加入する時には、保険者に問合わせて取り寄せてください。

退職後はなるべく早く保険料を確認し、保険に加入するようにしましょう!

任意継続と国保の保険料にそんなに差がない、確認するのが面倒、、という場合は、とりあえず任意継続をすることをオススメします。

任意継続は20日以内という制約がありますし、一旦任意継続をしたけど、やっぱり国保がいい!という時は、国保に変更することが出来ます。

ですが、国保から任意継続への変更は出来ません。




④まとめ

退職後に保険証をつくる方法を書いていきました。

まとめると、

①任意継続の保険料を確認する

②国保の保険料を確認する(離職理由が必要ならハローワークにも確認する)

③保険料の安い方を選ぶ

ということになります。

確認するのが面倒!という場合は、とりあえず任意継続をしましょう。笑

退職後にやること~②ハローワークで求職者給付(失業保険)の手続きをする~ につづく。

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