こんにちは、月風みゆです◎
退職後にやること〜①保険証の手続き〜に続き、退職後にやることとして、ハローワークでの求職者給付の手続きについて書いていきます。
ハローワークでやること
退職後は、自分の住んでいる近くにあるハローワークで求職者給付を申請します。いわゆる、失業手当をもらうための手続きです。
失業手当は、原則として離職の日以前2年間に12ヶ月以上の被保険者期間がある場合に受給資格があります。
自己都合での退職の場合、3年間以上働いていれば失業手当がもらえます。
※倒産や解雇など、やむを得ない理由の場合は、一度ハローワークに相談してみてください。
ハローワークの手続きに必要な5つのもの
まず、ハローワークに行く前に必要なものを準備しましょう!
ハローワークの手続きに必要なものは、
①離職票-1、離職票-2
②マイナンバー
③印鑑(シャチハタ不可)
④証明写真 2枚(うち1枚は離職票-2に貼り付ける)
⑤本人名義の預金通帳
の5つです。
①離職票-1、離職票-2
退職した際に、会社からもらえるものです。この用紙に、必要なことを書いていきます。
離職票-1の書き方
離職票-1に書くことは、「マイナンバー」と「求職者給付等払渡希望金融機関指定届」の2つです。
マイナンバーはハローワークの窓口で書くようになっているので、書いて持って行くのは離職票-1の下の部分、赤枠で囲んだ求職者給付等払渡希望金融機関指定届です。
ここには、求職者給付、いわゆる失業保険を振り込んでもらう金融機関を書きます。
名前と住所、振込先の金融機関を書いていきましょう!
右下の「金融機関による確認印」(青枠)は、振込先金融機関の通帳を持って行く場合、特に何もする必要はありません。
離職票-2の書き方
離職票-2では、赤・オレンジ・緑の枠を書いていきます。
左側は会社で書いてくれています。名前や住所、給料の額を確認してください。この給料をもとに、失業保険の金額が決まります。
下の青枠は証明写真を貼る場所です。最近のもの(3ヶ月以内)を貼り付けてください!
右側には離職理由が書かれています。会社が書いた離職理由と、自分の離職理由が同じかどうか確認して、赤枠の当てはまる理由に〇をします。
オレンジ枠内には、会社が離職理由を書いています。その理由と同じであれば、「同上」と書いてください。違う場合は、空白にして持って行くと良いです◎
ちなみに、私は会社の離職理由は「自己都合」となっていましたが、使用期間終了日に辞めたため、「使用期間の契約満了」であると、異議申請しました。
異議申請する場合は、証拠となる書類(使用期間を定めた書類など)を一緒に持って行きましょう。
緑枠には会社の離職理由に異議がないかを確認する欄と、名前と印を押す部分があります。
異議がない場合は、「無し」に〇をしてください。
これで、離職票-2は完成です!
②マイナンバー
マイナンバーを証明するものを持っていきます。
マイナンバーを証明できるのは、
通知カード(緑色の紙のカード)かマイナンバーカード(申請して作るもの)、
どちらもない場合は、市役所で住民票を取って、住民票にマイナンバーを記載してもらいましょう!
③印鑑
印鑑も必要です!シャチハタは不可なので、朱肉につけて押す印鑑を持っていきましょう◎
④証明写真2枚
証明写真が2枚いります。最近のもの(3ヶ月以内程度)を準備してくださいね。
そのうち1枚は離職票-2に貼り付けるものなので、証明写真は1枚持って行けば大丈夫です♪
⑤本人名義の預金通帳
本人名義の預金通帳を準備しましょう!銀行でもゆうちょでも大丈夫です♪
この銀行に失業保険が振り込まれます。
離職票-1に書いた金融機関と同じ通帳を持って行ってくださいね。
5つの持ち物をハローワークへ持って行く
ハローワークへ必要なものを持って行くと、窓口で書類の確認をしてもらえます。
書類の確認が終わったら、初回の講習を受けるためにハローワークへ行く日時を教えてくれます。そこで、失業保険の詳しい内容を教えてもらえます。
初回の講習は、必ず参加してください!!
この講習に参加しないと、最悪失業保険がもらえなくなってしまいます。。。
講習に参加した後は、定期的にハローワークへ通い、「ちゃんと就職活動をしています!」と報告へ行く必要があります。
失業保険は、あくまでも「求職者給付」という名前の通り、「働きたいけど、今はまだ就職していない」という方へ支払われるお金なんです。
失業保険の仕組みについては、また書いていきますね♪