こんにちは、月風みゆです◎
今回は、私が医療事務を辞め、転職しようと思った理由について書いていきます。
私が医療事務になった理由
私はそもそも、医療事務になろうとは思っていませんでした。
本当は、メーカーの企画職をしたかったんですよね…
ですが、リーマンショックからの3.11という、就活市場が冷え切った時代に就活をしていたので(年齢がばれる!笑)、
やっとのことで内定を頂いたのが、前職の総合病院での医療事務でした。
正直、仕事に全くやる気がなかった半年
そんな理由で医療事務になったので、仕事には全くやる気がありませんでした。本当に、テキトーに仕事をしていました、、。
医療事務は、大卒で働くには給料も安く、休みもシフト制で不定期な上に、そもそもの休みが少ない仕事です。
新入職員での手取りは15万円あるなし、年間休日は100日ちょっとでした。
経験を積んで、絶対転職してやる!!と心に決めて、日々をやり過ごしていました。
やる気がなく仕事をしていたせいもあり、半年程度で大きなミスをやらかしました。
その時、先輩が全てのミスを庇ってくれました。今度から気をつけたらいいから、気にしなくていいよと言ってもらえました。
ここで、「やる気なく仕事をしてたら、迷惑かけるんだ…頑張ろう」と心を入れ替えました。
心を入れ替え、立派な仕事人間に。
大きなミスをキッカケに、私は一生懸命仕事に取り組むようになりました。
そこで気付いたのは、
どんな仕事でも、一生懸命やったら面白い!
ということでした。
それからというもの、私は立派な仕事人間になりました。仕事が楽しくなったんです。
(医療事務のやりがいについては、医療事務のやりがいとは?? を見てください◎)
残業時間は増え、年間休日と残業を合わせると、実質の休日は90日前後になりました。
10連勤以上をこなし、プライベートはほとんどなくなり、ついには数ヶ月に1度倒れる程度に身体を壊してしまいました。。
同期の結婚と、度重なる体調不良。このままでいいの?と思い始めた。
身体を壊して倒れても、毎日のように腹痛に襲われても、仕事自体は楽しくやっていました。
私は入院担当として、レセプト業務、入院費のお支払いが難しいという患者さんへの支払相談を受け持っていました。
支払相談と未収管理、レセプト業務、日々の業務…本当に帰れない日々が続きました。
そんな時、女性の同期が結婚しました。
女性として一番綺麗だと言われる20代半ば。私は仕事しかしていないことに、ふと気付きました。
どれだけ頑張っても、診療報酬に基づいてしか上がらない給料。休みも少ない上に、仕事のし過ぎでプライベートも身体もボロボロ、恋愛なんて何年してないんだろう?という状況でした。
このまま医療事務を続けてたら、いつか本当に動けなくなる。恋愛も出来ず、結婚も出来ないんじゃないか?
そんな時に、マイナス改定となった診療報酬改定で、病院の業績が明らかに悪化したのが見えました。
あぁ、病院にいたらヤバイ、と悟りました。
私が医療事務を辞めた理由。
仕事自体は本当に楽しくやっていました。
病院の方々は優しく、人間関係も良かったと思います。
医療事務をやって良かったと、胸を張って言えます。
でも、私には、
今後どんどん厳しくなっていくであろう病院経営不安(超高齢化社会による、医療費の削減による)
それに伴って休みも減り、仕事がますます忙しくなる不安
給料も上がらず、プライベートはズタボロで、心身ともに壊して動けなくなるんじゃないか、
このままでは、仕事だけで一生を終えるんじゃないかという不安
これらの不安に耐えられなくなりました。
不安に駆られて転職。
不安に苛まれ、精神的に追い詰められ、ほとんど病んでたような状態で転職活動をしました。
一般企業から内定を頂き、休みの多さ、給料の多さ、福利厚生の良さに驚きました。
その分、責任もあり、仕事内容は難しくもありますが、元仕事人間だった私にすれば、その程度は耐えられます。
病院の良さ、一般企業の良さ、病院の至らなさ、一般企業の至らなさ。
どちらも経験することが出来て、転職したこと自体は本当に良かったなと思っています。
見識が広がって、より成長出来たように思います。
転職ってした方がいいの?
是非したらいいよ!とは言えませんが、転職することで、社会は新しい見え方に変わりました。
今いる場所で頑張るのも、新しい場所で頑張るのも、どちらも素晴らしいことです。
良い人間関係は、たとえ仕事を辞めても続きます。
実際、私は今でも前職の方々と飲みに行ったりしますよ♪
もし転職を考えているのであれば、このブログで私の体験談を書いていきますので、読んでくだされば幸いです◎
医療事務から一般事務への転職の概要はこちらへ。 医療事務から一般事務へ転職するには??
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