医療事務の仕事①~医療事務はどんな仕事をしてるの?~

こんにちは、月風みゆです◎

今回は医療事務の仕事とについて書いていきます!

医療事務って、受付にいる人?と思われがちですが、実はとってもたくさんの種類の仕事をしているんです。医療事務の仕事の大まかなものについて書いていきますね♪

医療事務はどんな仕事をしてるの?

医療事務は、大きく分けると

①受付業務

②セクレタリー(医師事務作業補助者)業務

③会計業務

④レセプト(診療報酬請求)業務

⑤病院全体を考える仕事(人事、企画など) 

の5つに分かれます。

一つずつ紹介していきますね。

①受付業務

病院へ行った時、最初に患者さんをお出迎えする業務です。

保険証や医療証の確認や、保険会社さんの発行する書類などの預かりや受け渡し、道に迷った患者さんのお手伝い・・・など、病院の顔となるような業務をしています。

医療事務、と聞いて一番に思い浮かぶのは受付業務の医療事務員かもしれませんね♪

②セクレタリー(医師事務作業補助者)業務

あまり聞きなじみがないかもしれませんが、医療事務の中にはセクレタリー(医師事務作業補助者)という仕事もあります。

セクレタリーとは、日本語で「医師事務作業補助者」という名前の通り、医師の事務補助をする業務です。

例えば、診察の時に医師の隣にいて、カルテを代わりにPC入力したり、診断書などの医療文章の作成補助をしたり。

本来はすべての業務を医師が行わなければいけないのですが、あまりに医師の負担が大きいため、医師の指示のもと、医療事務が代わりに業務を行うことが出来ます

セクレタリーには外来で医師の隣にいて事務補助をするセクレタリーと、病棟で入院患者さんに対する事務補助をするセクレタリーがいます。病棟で勤務するセクレタリーは、病棟クラークとも呼ばれます。

セクレタリーは資格がなくてもなることはできますが、医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)という民間資格があります。

セクレタリーに興味がある方は、取っておくと有利になる資格ですよ◎

③会計業務

診療行為(治療行為)を計算し、患者さんへ請求する業務です。

計算は病院独自のものではなく、厚生労働省が定めた診療報酬に基づいて計算しています。

④レセプト(診療報酬請求)業務

患者負担分の残りを保険者へ請求するための、レセプト(診療報酬請求)を作成する業務です。

患者さんは、70歳未満の方であれば、病院を受診すると全ての医療費のうち3割を負担(支払い)ます。

残りの7割分は、患者さんの持っている保険証の保険者(保険証の発行元、と考えてもらって大丈夫です)へ請求をします。

保険証の仕組みについては、何で病院を受診する時は、保険証が必要なの? を見てください♪

⑤病院全体を考える仕事(人事、企画など)

医療事務の中でも、一般企業のように病院の今後の方向性や人事を考える管理部門があります。

いわゆる医療事務とは、少し雰囲気がちがう仕事にはなりますが、医療事務の中でも管理部門のような仕事をしている人もいます。

医療事務の仕事 まとめ

医療事務のお仕事には5種類あることを書いていきましたが、大きく分けると、

◆患者さんや医師と関わる仕事:①受付業務 ②クラーク

◆会計や請求に関わる仕事  :③会計業務 ④レセプト業務

◆病院の方向性を考える仕事 :⑤管理部門

の3つに分かれます。

医療事務には、患者さんや医師など直接人に関わる業務と、会計的な業務、管理部門業務 の3つがあります。

近年の傾向では、直接人に関わる業務(受付業務、クラーク)はアルバイトやパート、派遣社員のような非正規社員が多く、

会計的な業務(会計業務、レセプト業務)は正社員または非正規社員、という役割分担が多いです。

管理部門業務に関しては、ほぼ正社員がしています。

特に、大学病院や大きな病院は、管理部門以外は全て派遣社員、という役割分担をしていることが多いです。

病院の方向性を考える人は正社員で、普段の業務は派遣社員に頑張ってもらう という役割分担は、恐らく今後どんどん増えていくとは思います。

それぞれの仕事の詳しい内容については、随時更新していきますね!


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