転職しよう!と思った時、いろんなことを考えると思います。
転職について では、いろいろな視点で私の経験を書いていますが、、
私もアラサーという年になり、「ここは妥協してはいけないぞ?」「これを妥協すると、後がしんどくなるなぁ…」と思うことが増えてきました。
この記事では、結構シリアスでダークな部分も書くのですが笑、
初めて転職する方や、20代半ばぐらいの方に、ぜひ読んで参考にしてもらえれば!と思います♪
妥協してはいけないポイントの理由。
私はアルバイトやパートへの転職も含め、社会人になってから3~4回の転職をしています。
もちろん、正社員と非正規雇用では、妥協ポイントは変わってくると思いますが…
経験上、絶対に妥協しない方がいいポイントは、大体3つに絞られていきます。
- 業界
- 給料(業務に対し、割に合うか)
- 将来の見通し(会社の将来と、自分の理想)
この3つ以外はまだ我慢できるし、自分の力で変えようと思えば変えられます。
ですが、この3つは自分の力で本当に変えるのが難しいし、どう頑張っても変えられない場合もあるので…、絶対に妥協しない方がいいポイントです。
特に、1.業界と2.給料は、個人的にめちゃくちゃ大事だと思っています。夢も希望もない話で、申し訳ないのですが…
アラサーにもなると、世の中と自分の限界が見えてきたりするんですよね…見たくはないけど…苦笑
1.業界
まず、業界です。業界は、実は相当大事なポイントなんです。
新卒の就活時に、こんな話してくれたら良かったのになぁ…と本当に思います。。
私の場合、最初の仕事は全くやりたいと思った事ではなかったです。就職難などで、なんとか掴んだ仕事でした。。
とはいえ、一生懸命やれば仕事は楽しくなってくるので…それなりに楽しくはしていました。
でも、いざ転職を考えた時、現職・前職の業界は、カナリ影響が強くなります。
IT系や、医師・看護師のような国家資格のあるような専門職以外は、職種経験よりも、正直業界の方が大事だったりします。
もちろん、未経験でIT業界へ!というのも可能ですが…キャリアが長ければ長いほど、業界から抜けるのは厳しくなります。
つまり、年齢が上がると、よりその業界から抜ける難しくなります。
例えば私の場合。最初の仕事が病院の医療事務だったので、転職時には「医療」「福祉」業界を選ばないと、相当苦戦します。
なので、転職とはいうけれど…ガラッと職を変えるのは、相当難しいところもあります。
業界の呪いは、本当に強くて。
「医療福祉業界にいたなら、やさしいはず!」とか。「営業マンなら、ストレスに強くて話がうまいはず!」のように、イメージが勝手に先行してしまうんですよね…
なので、業界は妥協しない方がいいですよ。業界を変えるのは、相当苦戦します。
2.給料(業務に対し、割に合うか)
これまた、夢も希望もない話になるんですが…給料が業務に対し割に合うかもカナリ重要です。
「お金の話=いやらしい」という感じもあるとは思いますが…
社会人は、お金をもらうために働いています。決して、生きがいや働きがいのためだけに、働いている訳ではありません。これは、認めましょう。
なぜここで、ここまで給料を強調するか、なんですが…
仕事がきつかったり、辛い時に、最後の砦になるのは、結局お給料なんです…。
例えば、近年のコロナ禍を考えてみましょう。
医療・福祉従事者は、本当に毎日神経をとがらせて感染対策をし、不幸にも感染してしまった方へもサービスを提供し続けています。睡眠時間や食事・トイレの時間すら、取れないほど忙しかったりもします。
当然、一般の人よりも感染するリスクは高いです。もし自分がコロナに感染し、家族と会えなくなったとしても、せめて頑張った分のお金を残せれば…と思いませんか?
ですが、とある病院では、ボーナスがカットされました。理由は、コロナの感染対策でお金を使ってしまい、売上が減ってしまったから。
命を懸けて業務をしているのに、この扱い。頑張っても、自分の将来だけでなく、家族の将来も守れないかもしれない。
…途端に、バカバカしくなりませんか?何で自分だけ、こんな大変な目に遭ってるんだ、と。
命を懸けて仕事をして、給料が下がったら…やる気なくしますよね。。
やりがいや働きがい。大事です。使命感も本当に大事です。
ですが、その仕事はお金を払ってでもやりたい仕事ですか? そんな仕事なら、頑張る意味もあると思います。
やりがいも働きがいも、安定した生活、割に合った給料があって生まれてくるものです。
仕事人間で倒れた私としては、強調しておきたいなぁ…と思います。
あ、これは余談ですが。
みなし残業制度と、裁量労働制は、割に合わないことが多いです…IT系には多いですが…泣
3.将来の見通し(会社の将来と、自分の理想)
転職をしよう!と考えた時、まず考えるのは将来の見通しだと思います。
「こんな仕事をしたい!」「こんな生活をしたい!」とか、いろいろと考えることはあると思います。
ですが、ここでいう将来の見通しは、もっとシビアなもので…
10年後や定年後、あるいは結婚・出産・育児などのライフイベントがあった時、病気やケガなどアクシデントがあった時などに、「この会社にいられるか?」という見通しです。
言い換えるなら、「年を取ってきた時」や「何かが起きた時」でも働くことができるか?とか、「何かが起きた時」に方向転換できるか?を考えるということです。
確かに日本には、いろんな制度があるんですが…
結局最後は、自分でなんとかしないといけないんですよね。。
なので、なんとか出来そうな未来を選ぶというのも、仕事を選ぶ上では大事だと思います。
明るい未来、だけではないから。
全体的に、シビアで暗い話が多かったのですが…明るい未来だけが待っている訳ではないんですよね。転職をしても、残念ながら。。
もちろん、「この仕事がしたい!!」という仕事ができるなら、それが一番いいと思います。
ですが、世の中の多くの人は、やりたい仕事とは違うことをしながらも、一生懸命に生活をしています。
どうせ働くなら、できれば楽しく、健康に。